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【施工方法】S様談
▲ブリック・ブロックで仕切りを作りたい場所に穴を掘り、コンクリートブロックを埋設します。下に砂を敷いて、高さが水平なるように気を遣いましたが、上右写真をご覧になると明白な通り、ラインについてはけっこう適当で、まっすぐにはなっていません(笑)。
▲下部の続きです。コーナー部分なのですが、この位置が勝手口の前に当たる場所なので、直角にすると物の出し入れに支障を来すと思い、角を取りました。
▲2段目のコンクリートブロックを重ねて、目地とコーナー部分の空洞に木をあててをモルタルで接着したところです。この作業の時点ではラインができるだけまっすぐになるように少し気を遣っています。(それでも曲がっていますが、これは仕上がり時点で修正可能です。)
▲ここまでのコンクリートブロックを横から見るとこんな感じです。手前に無造作においてあるブリック・ブロックは気にしないで下さい(笑)。
▲仕上がり時のレベル調整のための底上げをしました。仕上がり時に砕石で隠れてしまう部分にまでブリック・ブロックを使うともったいないので、これにはコンクリートレンガを使いました。ラインは相変わらずガタガタですが、隠れる部分なので気にしません。
▲前列のコンクリートレンガ同士、および後列のコンクリートブロックの上下段同士、さらにその前列と後列の隙間をモルタルで接合します。前列のコンクリートレンガの上にはこのあとブリック・ブロックを重ねますので、表面に付いたモルタルはブラシで落としておきます。また、後列のコンクリートブロックは、この後で空洞にモルタルを充填し、さらにコンクリートレンガ2段をモルタル接着しました。
▲最終的に、後列はコンクリートブロック2段の上にコンクリートレンガを2段とコブルペーバーレンガを1段乗せ、前列はコンクリートレンガ1段の上にブリック・ブロックの標準ユニットを2段とブリック・ブロック1枚を乗せて仕上げるつもりなので、仕切りの終端位置に仕上がり高分の材をすべて仮乗せして、レベルが合っているかどうかの確認をしてみました。ほぼ大丈夫な感じです。
▲レンガ用の接着剤を使って、ブリック・ブロックを重ねて行きます。画像下部に映っているコブルペーバーレンガはレベルを見るためにまだ仮置きしているだけの状態です。
▲第1コーナーと第2コーナーの画像です。ここはブリック・ブロックの1枚分をタガネで割ってはめ込みました。コンクリートブロックとブリック・ブロックの間に隙間がありますが、これは最後にモルタルを流し込んで両者を固定するためにわざと空けてある隙間です。第2コーナーの方は最上段のブリック・ブロックが破片程度にしか乗っていませんが、ここもモルタルが埋めてくれますので大丈夫です(笑)。話が前後しますが、一つ手前のブリック・ブロックを重ねる工程では、この隙間に流し込んだモルタルが前面に流れでないように、ブリック・ブロック同士の接合箇所にはレンガ用接着剤を隙間なく充填するように気をつけました。
▲ブリック・ブロックの標準ユニット2段分を接着し終えたところです。ところどころ接着剤が表に出てしまっていますが、使用した接着剤は硬化したら余分な部分が切除できるタイプなので、この段階では気にしなくて大丈夫です。なお、コーナー部分はユニットをそのまま置くことができませんでしたので、1枚ずつ割ったり削ったりしながらランダムに積み重ねてあります。
▲よく見ると、ブリック・ブロックが傾斜してしまい、仕上げ段階でレベルが合わなくなりそうなところがありました。タガネで割り取って、モルタル充填でごまかすことにしました(笑)。
▲予め空けてあった隙間にモルタルを流し込みます。コブルペーバーレンガの上に写っているブリック・ブロック1枚を最後に乗せてこのモルタル部分を隠しますので、なるべく上場が水平になるように気をつけます。この作業と同時に、コンクリートブロックの上に乗せるコブルペーバーレンガの方も底面をモルタルで接合しておきます。ブリック・ブロックの接合箇所から前面に流れ出た分については、時間を置き、やや硬化し始めた段階でブラシで取り除きます。
▲コーナー部分は、なぜかコンクリートブロック側の高さが足らなくなってしまっていました。レンガの底面を接合するときに厚めに盛って調整します(笑)。
▲充填したモルタル部分を隠すためのブリック・ブロック1枚をコブルペーバーレンガの上に並べてみました。最後にこれをレンガ用接着剤で接合し、目地全体にノロを充填して仕上げます。
▲控え壁をどうしようかと考えている時にふと思い立ち、蔓性植物を這わせられるポールを立てるための穴を作っておくことにしました。ホームセンターで水道用の部材を買ってきて工作します。40φの上水道管、25φの中間接合パーツ、40φの蓋パーツ、25φの底用パーツの組み合わせでうまく作ることができました。
▲コンクリートブロックのハーフを2段重ねて控え壁とし、空洞に自作パーツを仮埋めします。
▲画像のように、この自作パーツを埋め込んだ控え壁は全部で6つ作りましたが、市販されている規格品の工作型ポールなどを横に繋ぎ合わせて使うことを考える場合は、実際にポールを立ててみて、間隔をきっちり決めた方がいいと思います。
▲最終的に位置が決まったら、空洞にモルタルを流し込んで固定します。パーツ全体をモルタルで固定するために、簡易な木枠も作ってみました。
▲作業が全部終わり、花壇側に土を、ブリック・ブロックの表側に砕石を入れたところです。こんな感じに仕上がりました。折角なので、最後に作った穴に、ポールを立てて麻縄を編んでみました(笑)。なお、コンクリートブロックとブリック・ブロックの間に充填したモルタルを隠すために最後に乗せた1枚のブリック・ブロックがセットバックの形になっていますが、これは意匠として捉えています。個人的には結構気に入っています(笑)。
▲こちらはレイズド・ベッド花壇の画像です。手順的には上の仕切りとほぼ同じ方法で作りました。休日を使ってのんびり仕上げましたので、半年以上かかってしまいました(笑)。作業の途中でブリック・ブロックのユニットをバラして使うことがよくありましたので、接着不良のブリック・ブロックをアウトレットで安く手に入れられたことが結果的に非常に有り難かったです。加えて、コブルペーバーレンガもアウトレットでプライスダウンされていますので、造作される方にはお薦めです。
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